女性にとって将来のための準備を整えていくことは重要であるものの、キャリア構築の仕方には工夫が必要になります。結婚前から資格の取得を行って準備をするのは賢明な判断ですが、離職した結果としてそれが無駄になってしまう場合もあるからです。
離職の期間が、育児のために必要な最低限の期間として知られる1年程度であればそれほど問題にはなりませんが、それ以上に渡ってしっかりと育児を行ってから職場に戻ろうと考えている場合には、取得する資格も選ぶ必要があります。
看護師が取得して役立つ資格の中には定期的な更新が必要なものが多く、数年の間に数回の講習を受ける必要があったり、看護師として勤務を続けたりすることが要求されていることがあるからです。そのような資格は離職期間が長くなると失うことになってしまいます。生涯に渡って利用できる終身の資格に着目して取得しておくと良いでしょう。
また、資格にこだわらず実務に従事することも大切です。再就職を行う際には離職前の実務経験が重視されることがよくあります。3年から5年程度は同じ診療科で働いた経験を持っているとキャリアとして役に立つでしょう。
将来の働き方次第で適切なキャリア構築を行っておかなければならないのは女性の大変な点ですが、離職する場合には特に期間に注意して選ぶ資格や実務経験の種類を検討しておきましょう。結婚前に努力した成果が無駄にならないようにするために大切なことです。